歯周病治療などでは、殺菌に力を入れています。その原因となる歯石や歯垢を除去する際に毛細血管を傷つけてしまうと、そこから原因菌が血管に侵入して循環器系の全身疾患などにつながる可能性があります。だから、殺菌しながら歯石などを除去することが有効だと考えられます。
当院では、免疫細胞の好中球が細菌を攻撃する際に発生させる次亜塩素酸を含んだ電解水で、殺菌しながら治療をします。また、原因菌は抗生物質や免疫力に対する抵抗力が強いバイオフィルムに守られていますが、電解水にはバイオフィルムを破壊する効果がある炭酸水素ナトリウムが含まれています。
インプラント治療では、ほぼすべての症例にCT撮影、解析、シミュレーション、ガイデッドサージュリーを用いて、安全で低侵襲で正確なインプラント処置を心がけています。