患者さんの期待に添いたいという理念があると、現在の環境に満足できなくなるんです。一つのビル内に三つのクリニックを展開しているのも、それが理由です。何にも増して「相手を思いやる人間力」が大切ですから、クリニックを一般診療、自費診療、女性向けに分けました。「その人の医療」を考え続けた結果、自然と今の形に落ち着きました。
技術や設備はあって当然です。そうしたモノを頼りにするのではなく、ヒトに寄りそうという基本を見失わないようにするために、スタッフ間で毎月、ミーティングや外部研修をしています。
また、カウンセリングを専門におこなうトリートメントコーディネイターを育成し、治療の説明はもちろん、患者さんのメンタルケアにも気を配っています。言わば「一生のお付き合い」を前提としたおもてなしの姿勢をとることに努めています。